この秋、京都・四国（一周）・神戸・大阪と、9日間かけての長旅をしました。

家族そろっての遠出の旅行は初めて。

各々の事情もあって、現地集合＆現地解散ということになり、

旅のはじめとなる京都で待ち合わせをしたのであります。

 

 

京都はまさに紅葉の盛り。

過去にこの時期に訪れたことがありますが、それはもう観光客の多さにも驚いたもんです。

初日は平日ということもあって、まだその牙は隠れたままで。

 

 

京都の雰囲気に慣れないまま、

初日いきなしランチですき焼き。モリタ屋さんという老舗です。

もう二度とないと思って松を注文。

眩いくらいにサシの美しい肉が、仲居さんに抱かれるように登場。

鍋にラードをひいてから肉だけを入れ、ざらめの砂糖をまぶし、静かに割りしたを流し入れると、

あまーい香りを含んだ薫香が鼻孔をすり抜け、合図とばかりにお腹が泣き出すのであります。

味はどうかって？

それは愚問というもの。お肉を追加したとだけ答えておきましょう。

 

 

食欲も満たされたところで、さあ京都巡りのスタートです。

とりあえずは平安神宮で旅の先行きを占うとばかり、おみくじを。

出たのは目を疑う、凶！

すべてにおいて悪いことが書いてある。

もちろん、気安めのラッキーアイテムなんて書いてありません！

しかし、凶ってほんとに入ってるんだなぁ。。。

 

 

平安神宮の近くには南禅寺があります。

秋もここは人気のスポットで、たくさんの観光客がいました。

 

 

南禅寺には水路閣という人気のカメラスポットがあって、

連続して続くアーチをみんな撮りあっています。

 

 

この時期は、あちこちのお寺で夜間参拝をやっています。

もみじの永観堂は大人気で、夜間参拝に長蛇の列が出来ていました。

とてつもなく長い列に一瞬引きますが、

流れは早いのでためらわずに並ぶが吉です。

その分、とても素敵な景色を味わうことができます。

 

 

蒼い光が園内を包む青蓮院門跡。

このライトは微妙に変化していって、消えたり点いたりを繰り返します。

これを初めてみた時、あまりの美しさに息を呑んで縁側にずっと座って見ていたことを思い出しました。

行ったことがない方にはオススメ。夜間参拝は春もやってます。

 

晩ごはんは、南禅寺の前にある老舗湯豆腐のお店で有名な「順正」で。

湯豆腐ばかりでなく、田楽をはじめ豆腐料理尽くしでお腹もいっぱいに。

なんとまあ、贅沢な一日でした。

 

旅の日記はまだまだ続きます。