3日目は、大徳寺からスタート。
大徳寺は京都のやや北側にあって中心部からも遠いので、
混雑するこのシーズンは朝に行くとほんと空いていて写真も気持ちよく撮ることができます。
大徳寺の中はとても広くて、たくさんのお寺や院が点在している、
いわばお寺の集合基地みたいな場所。
その中でも高桐院というところがとても素晴らしいのです。
季節的にも紅葉や楓が美しく、
朝にサーッと雨が降ってくれたおかげで、落ち葉が艶やかに映えています。
なんか、厳かで静謐な雰囲気。
穢れた魂も浄化される感じがします。
苔を纏ったつくばいが庭にちょこんと。
雨水がはった底には落ち葉が沈んで。
風情極まりない風景に吐息がこぼれてしまいます。
でも、花より団子。
見て!このたっぷりのクリーム!
ふんわり軽くて全然くどくない。
でもさすがに1個食べるとお腹はパンパン。
母がどうしても行きたいと寄った緑寿庵清水の金平糖。
金平糖なんて~って思っていたら、店の前は行列が。
どうやらお高いようで、母は8,000分も購入したとのこと。
そして京都の街を離れ、比叡山延暦寺へ。
両親たちは自家用車で来ていたので、車に乗って比叡の峠をくねくねと上って行きました。
一度来てみたかった延暦寺。
かつて織田信長が、強大な武力と財力を持つ僧侶に腹を立て、焼き討ちしたという場所です。
写真の建物の中には、「不滅の法灯」といわれる1200年消えたことがないという火を見ることができます。
素朴な疑問ですが、織田信長の比叡山焼き討ちがあったのは1571年。
そのとき、不滅の法灯はどうしたんでしょうかね?
4日目は東福寺からスタート。
見てください、この紅葉の海!
ここは秋の京都で1、2を争うほどの人気スポット。
早朝めがけて行きましたが、すでに大行列!
数年前、何も知らずに訪れたら1時間以上かかってようやく門をくぐれたということがありました。
それでもまた来てしまうほどの絶景。
ちなみに今年の春にも訪れていますが、そのときの景色はこちらで。
どうですか、この混雑ぶり。
おしくらまんじゅう押されて泣くな、状態です。
東福寺パニック。
警備員の方がおもしろいんです。
「ゆずりあっていきましょうねー。楽しい旅行も怪我したら終わりですよー」とかね。
殺気立っていた雰囲気も、この一声で一瞬で和むんです。
友愛の精神。まさに宗教の都です。
春にも訪れた、東福寺の方丈庭園。
市松模様が美しい。
春よりも緑が茂っていて色も鮮やか。
伏見稲荷神社で、子供たちのお祭りをやっていました。
お稲荷さんを祀る行事でしょうか。
地域に生きるひとたちの姿を見るのも、旅の楽しみのひとつですね。
写真に撮るのを忘れましたが、
稲荷神社の近くに、お稲荷(きつね)さんの顔をした、きつね煎餅が売っているんです。
せんべいってあまり興味湧かないのですが、母や妹がうまいうまいと。
でもせんべいでしょ?とちょっともらって食べたら、これがものすごく美味しい。
ちょっと甘くて香ばしいんですね。
母は道を引き返して、追加で買っていました。
そして、京都から一路、西へ向けて出発。
ここからはずーっと車で移動。
向かうは四国、徳島です。
それで、なんと悲劇が。
ずっと運転していたので、鳴門海峡をはじめとする絶景の写真が一枚も無い。
次の日の朝一番で撮った、ホテルの部屋から見た眉山。
眉山といえば、さだまさし原作、松嶋菜々子と宮本信子がW主演の映画「眉山」で有名。
鳴門と同様に、徳島のシンボルです。
次回からはいよいよ、壮絶四国編がスタートします!
どら焼きの抹茶のほう美味しそう。
これはお腹いっぱいになりますね。^^;
あと、東福寺そこ抜けるか、崩れそうな勢いの人数ですね。
昔のお寺の人もこんなに人が来ているのを見たらさぞかしお喜びになったことでしょう。^^
どら焼き食べたいなー。
おいしかったんだよなぁ。
今度いつ食べられるかなぁ。
しかし、写真を見て思い出にふけろうとしても、
極寒と豪雪でずぅっと昔のように思えてなりませぬよ。
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