そして最終日は、建仁寺からスタート。
祇園の花街を抜けたところにある、メジャーなお寺さんどす。
地元の方は「けんねんさん」と呼ばれて親しまれてるそう。
朝は人も少なく、静か。
ここのお堂には、双龍図が天井に描かれているので有名。
天井いっぱいに描かれた絵はかなりの迫力で、ずっと見ても飽きません。
ヤモリにも守られているこのお寺。
家を守るからヤモリ。
建仁寺を出て、清水寺方面へ歩くと、
狭い路地から見えたこの小さな神社。
桜もキレイに咲いているし、素朴な雰囲気も良くって、吸い込まれていくように境内へ。
すると、境内にはいっぱいの絵馬が。
人気の神社なのかな?と思って、何の神様か知るために絵馬をちょいと読ませていただくと、、、
「A君とBさんが別れて、A君と私が結ばれますように」
「夫と別れて、同じ会社に勤めるCさんと結婚したい」
「母と縁を切って、一生会うことがないようにお願いします」
などなど、業の強いお願いごとばかり。。。(汗)
え?ここってどんな神社なんや!?と、一瞬背筋が凍りました。
どうやらここは縁切りの神様で有名な神社。
このお札のかまくらを見て思い出しました。
お札のトンネルをくぐって戻ってくると、願った縁が切れるというやつです。
結構みんなくぐってるし。。。
もちろん、病気や悪運と縁を切りたいというお願いもあるのですが、
ちょっと自分には、そこまでして何かを切りたいというものが思いつかず。
しかし、どうして縁切りの神社に誘われるように来たのだろう。。。
何か悪いものでも憑いてるのか?
さて、旅もそろそろ終わりに近づいてきました。
椿が目にしみるこの石畳の道は、東福寺へと続く道。
東福寺といえば、秋の季節には紅葉で有名なお寺さんです。
秋にはこの木々がすべて赤く染まるのであります。
それはもう絶景のなにものでもなく。
紅葉がなくとも、このお寺には素敵なお庭があるのです。
市松模様が素晴らしい方丈庭園。
この庭が目当てで訪れる観光客も多いことでしょう。
秋は相当混み合うので、ゆっくり見られるこの季節を選んで正解で、
ほぼ独り占めでこの美しい庭園をじっくりと眺めることができました。
最後に訪れたのが、京都のシンボルといえるでしょう東寺。
修学旅行の学生もたくさん来ていました。
パワースポットとかよくわからないけれど、
京都へ来ると、心身ともにスッキリするというか、しゃんとするというか。
すべてがリセットされて、帰ったらまた頑張ろうって思えるんです。
美しい四季の風景や香りを、時が止まったような空間を、
五感でひしひしと感じることができるのがこの京都の素晴らしいところ。
だから何度も訪れてしまうのです。
自分にとってのアナザースカイ。
それが、ここ京都です。
↓ 旅の動画を編集したのでアップしました。
4回の記事に渡って、長々と書かせてもらいました。
全部見てくださった方、ありがとうございます。
少しでも京都の春の素晴らしさが伝われば幸いです。
今回たくさん撮影した写真はFlickrにアップしておりますので、
是非見ていただければと思います。
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