アジカンのCDジャケットのイラストや、
アニメ「四畳半神話体系」のキャラクターデザインで有名な
中村佑介のイラスト展示会が紀伊国屋さんでやっていたので行ってきました。
中村佑介氏といえば魅力的な女性を描くことで有名。
彼の女性に対する美意識はとても素晴らしく、
サインペンで描くシンプルなラインと細やかなデザイン、
そしてカラフルな色使いにすっかり心を奪われてしまうのです。
彼のおかげでアジカンも聴いたし、森見登美彦の本も読むようになりました。
まさに彼のイラストが広告塔となり、数々の作品と自分を結びつけてくれたのです。
ジャケ買いの成功例です。
↑これはアジカンのジャケットデザイン。
右側にCDをハメこむ箇所のところにアジカンの4人が描かれてますね。
4つに折りたたむCDケースとなっています。
うーむ、現代の洛中洛外図屏風みたいだ。
イラストが描かれるフローまで教えてくれちゃっています。
えんぴつで下書きして仮の色付けをしてラフの完成。
この時点でクライアントに一度見せて、編集の人たちから意見をもらって修正するもよう。
それでペンで清書して、Photoshopで絵を取り込んで色づけ。
あくまで絵の線は手描きとのこと。
たしかに、線はイラレやフォトショでなぞるよりも圧倒的に手描きのほうがキレイな線が描ける気がする。
マシンで描くとどうしても線に遊びがなくなるというか、
微妙な感覚が表現できないのでつまらないのです。
それにしても、中村佑介氏は美少女オタクのAVオタク。
これはオフィシャルなので有名な話。
でも女性をやっぱり好きじゃないと、こんな魅力的な女性画は描けないと思います。
自分はAVオタクでもアイドル好きでもないけれど、
やっぱりキレイな女性を見ると、つい絵に描いてみたくなるものです。
特に着物姿の女性を見ると、創作意欲が沸いてくるのです。
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